想い

今日はクリスマスイブだが、全く関係ない話です。

先ほど3月の特養ライブ予定をアップしていてふと思い出した。

私は「重度の方」にこそ、ざ・ちゃんどら~の音を届けたいと思っている。


依頼のほとんどはデイサービスなので、比較的お元気な方が多い。

そして演奏する側にとっても、お元気な方相手の方がずっとやりやすい。

歌ってくれたり、笑ってくれたり、盛り上がってくれるから。

重度の方が多いと、あまり反応が返って来ないことも多いので、

特にMCを担当する高橋さんはやりにくいと思う。


でも、そんな方々にも「音」はちゃんと届いていると思っている。

たとえ耳が遠くても、生演奏の振動や空気感は伝わっているはず。

重度の方々でも楽しめるレクリエーションはあまりない。

「音楽」はそんな数少ない楽しみの一つだと思う。


「聴覚」は亡くなる最期まで残る、という話を聞いたことがある。

だからこそ、最後のプレゼントに、好きだった1曲をベッドサイドで演奏する。

数年前にやろうとして、タイミングが合わずご逝去されてしまったけれど。

そんな自分の想いを、ふと思い出したので書いてみました。

ざ・ちゃんどら~

あし~ゆ  Undroped 4 「ボランティアとしてのバンド活動を通して、人を繋ぎ、笑顔を紡ぐ」をコンセプトに、主に老人ホームやデイサービスなどで昭和歌謡等の演奏をおこなっている、ボランティアバンドサークルです。

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